凄い

玉乃海は凄い。

1956年(昭和31年)9月場所小結で9勝6敗、殊勲賞を獲得、その後関脇で2場所連続11勝4敗、殊勲賞と敢闘賞を1回ずつ受賞し大関目前だったがマラリアにかかり無念の2場所連続休場、一時は体重が90kgまで落ちたが懸命に回復に努め14枚目まで落ち再起をかけた1957年九州本場所、後援会より贈られた金色のまわしを締めて土俵に上がる。

理事長の時津風からまわしの色にも規則があるからだめだと指摘されるがこの場所を最後と覚悟を決めていることを話すと特別に許可を得ることができた。この場所は見事涙の全勝優勝を飾った。千秋楽に引退発表を考えていたそうだが慰留され現役続行となった。この優勝により第1回九州本場所での優勝力士として名を残すことになったが、実は前年の九州準場所でも優勝しているため事実上の九州場所2連覇だった。